2011年10月01日

10月のアラカルト

【経営語録】


社長の決定はすべて外部への対応であり、未来志向である。

 社長の決断や決定は、すべて外部への対応であり、未来志向である。
 それは、社員の知らない世界のことであり、社員に意見を求めても意味のないことが多い。
 意見を求めるのは社内よりもむしろ社外の人の方が多いのだ。それどころか、重要な事ほど社員に意見を求めるわけにはいかないのである。これが事業というものである。
 このことを、平素から社員に話をして理解させておかなければならない。これをやっておかないと、経営を知らない社員は「うちの社長はわれわれに相談をかけてくれない。ワンマン社長で困ったものだ」というような全くのトンチンカンな見解をもってしまうという危険があるのだ。

一倉定の社長学第9巻「新・社長の姿勢」より


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